階段を新設する工事をさせて頂きました。
今回は途中でまわっていない階段、直階段です。
これは親板、踏み板が乗ってくる重要な部材で左右に取り付きます。
右は化粧柱で4方から見えるので背割れを埋めてあります。
ささら桁といってこれも踏板を受ける部材。
親板と化粧柱を取付け、これからささら桁を取付る所です。
踏板まで取り付きました!
地元産の無垢桧ですがとても綺麗な材料です。
階段の加工方法としては
- 踏板の鼻先(段鼻)等を基準に始点と終点を決める。
- その基準点の垂直距離(H寸法)と水平距離(W寸法)を測る。
- それを設置したい踏板の数で割る。
これが一段あたりの高さと出幅。
今では階段も工場加工により組み立てるだけのプレカットが主流です。
新築現場でも階段の手刻みはほぼ無い。
そういう事もあり今回、自分が手刻み加工でやりたかったのでお客さんにお願いの上させて頂く事が出来ました。
結果、無垢材の個性豊かな階段になり、
喜んで頂いて良かったです。
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